「旦那の親が嫌いすぎる!」
嫁姑問題は結婚とつきもの。永遠のテーマといえるのではないでしょうか?
もちろん、円満な嫁姑関係を築いている方もいらっしゃると思いますが、ごくわずかでしょう
。
特に、義両親と同居している方は、大なり小なり、必ず抱えている問題です。
そもそも他人なんだから、義両親との価値観の違いは当然です。
しかし、義両親(特に姑)との関係の悪化が原因で、旦那までも嫌いになり、最終的には離婚まで考えてしまうケースも少なくはありません。
では、どんなことが要因で旦那の親が嫌いになったのか?
その対応策、解決策はあるのか?
そして、最終的に旦那の親が嫌いすぎる理由で離婚は可能なのか?などを調べてみました。
目次
旦那(夫)の親(義母)の嫌いなところとは?
- 結婚後、態度が豹変
- 子育てに口出しをしてくる
- 嫁を馬鹿にする。見下す。
- 口出しをしてくるが、お金は出さない
- 子離れできていない。(旦那がマザコン)
- 過干渉
- やたらと呼び出す
- 近所や周囲に嫁を悪口を言いふらす
- こきつかう
- お金をせびる、経済的な援助を期待してくる
キリがないので、一般的な例を一部挙げてみましたが、ネットの書き込みなんかでは、旦那の親、姑の悪口や悩みは尽きないようです。
義両親それぞれ性格も違う、環境も違うので、意見が合わない、価値観が合わないのは当然でしょう。
私の知人は、同居していた旦那の親が原因で離婚しました。
彼女曰く、離婚の始まりは、「嫁いだ初日、大家族7人分の晩御飯に餃子を100個以上作ったら、姑に『私、餃子嫌いなのよね~』と言われたことだったのかも」と振り返っていました。
料理は苦手だが、唯一の得意料理を、時間をかけて作ったのに、返ってきた言葉がそれだった・・・と。
些細な事がきっかけとなり、月日とともに、徐々に積み重なった不満は旦那の些細な事で爆発したそうです。
旦那は出張が多く、不在がちで相談にも乗ってくれなかったそうです。
旦那がいない義家族との毎日、ストレスや不満が積み重なり、結婚15年で離婚に踏み切ったそう。
旦那の親との関係は一度かみ合わなくなると『負のサイクル』へと突き進みます。
義理の親となると、言いたいことも我慢。
それが言動の端々に現れ、さらにぎくしゃくした関係へと、深みにはまってしまいます。
気が付くと、深みから抜け出す方法は『離婚』しかない状況になっている。
いつの間にか、旦那の親が嫌いから、旦那が大嫌いになってしまっている。
先ほどの知人は言っていました。
『早めに言いたいことはお互いに言い合える関係を築いていたら、
15年という若くて貴重な時間を無駄にせずに済んだのに・・・』と。
50代で旦那の親の介護など、熟年離婚を考えている方はこちらも
関連記事⇒旦那が嫌いで仕方ない50代の女性!離婚は早まらないで!
旦那(夫)の親との確執、解決法はある?
では、無駄な結婚を送ったと後悔しないためには、旦那の親との確執、関係を良好にする解決策、対応策はあるのでしょうか?
①気付いてもらう
妻の立場として「つらい」「いやだ」と感じることも、言った旦那の親は気付いていないものです。
後で指摘しても
「そんな事は言っていない!」
「そんなつもりで言ったわけではない!」
など言い訳じみた答えが返ってくるのが関の山。
思ったこと、感じたことは早めに相手に伝えたほうが良いのではないでしょうか。
もちろん、けんか腰で言っては、相手もエスカレートしてしまうので、しこりが残らないように。
「お義母さんに○○といわれて、少し辛かったです。どうやったらできるようになるか教えてください。」
「私はお義母さんのように完璧にはできないので、どうしたらいいでしょうか?」
などと、まずは前向きな姿勢を見せつつ、相手に答えを出してもらえるような問いかけをしてみてはいかがでしょう。
もしかすると、義母もお姑さんから同じことを言われて辛かったことを思い出したり、
自分が義母から言われたことを同じことを言っている!と気づきがあるかもしれません。
ダメ元で、まずは歩み寄りの姿勢を見せてはいかがでしょうか?
嫌いな旦那の親も、あなたの「人生の先輩」です。
まずは、ダメ元でも旦那の親を立ててあげてみてはいかがでしょう。
関連記事(旦那が嫌いで離婚したいが、子供の存在でお悩みの方はこちら)
旦那が嫌いすぎて離婚したい!子供がいる方がまず考えるべきことは?
②別居する。距離を置く。
こちらから歩み寄りを見せても、解決しない場合や改善しない場合は、距離を置いてみましょう。
同居の方なら、旦那と相談して、別居を提案してみましょう。
もしかすると、同居がエスカレートの原因になっているかもしれません。
一度、顔を合わさない生活をしてみると、関係性は落ち着くかもしれません。
同居していない方も、旦那の親の実家への訪問は、旦那と子供だけで言ってもらうなど、顔を合わせる機会を減らすといいでしょう。
旦那の親は、旦那と孫に会えるだけで、嬉しいはず。
仕事や体調不良を言い訳に、軽くフォローの電話なんかをしておくとよいでしょうね。
ここでは、旦那との話し合いが前提です。
まずは旦那と相談して、対応策を考えてみましょう。
ここで、旦那に「お前が悪いから」など、自分の親の味方をする場合があるかもしれません。
旦那は、あなたの(妻)の親との付き合いはしてくれていますか?
もし、旦那も実は自分の親の不満を抱えつつ対応してくれているなら、同様の対応が無難なのかな?とも思います。
しかし、嫌いな親が自然と遠のいてくれるといいなぁと望んでいる方は、害を与える人を退散させるお札を身に着けておくのはいかがですか?
旦那(夫)の親が原因でも離婚は可能か?
①協議離婚なら可能!
協議離婚(夫婦が話合いの上で納得の離婚)なら、どんな理由でも離婚は可能です!
その原因が、旦那の親が嫌い、義理の両親と不仲という理由でも離婚可能です。
離婚は夫婦の問題です。納得の上で合意に至れば離婚は成立します。
- 旦那が自分の親の味方ばかりをする。
- 話を聞いてくれない。
- 今後も守ってくれそうにない。
など旦那の親との関係の改善を取り合ってくれなさそうなとき、おそらくその時点であなたの気持ちは、旦那も、旦那の親も嫌いになっていると思います。
義両親、特に義母との関係性で問題なのが、旦那がマザコン気味で頼りにならないということ!
相談しても、トンチンカンな返答をしたり、あなたもウンザリしてくるでしょう。
そんな、旦那はどうでもよくなってしまいますよね。
そんな状態になると、離婚も視野に入れることも考えてもよいのではないでしょうか。
②話し合いで決着がつかない時は、離婚調停、離婚裁判へ
話し合いで、離婚できない時は、調停、裁判で離婚を目指すことは可能です。
しかし、調停・裁判になると、法律で離婚が認められる状況や理由が必要となります。
その事由が、義理の親との関係が悪いこと、というのは難しいのが現実です。
例えば、旦那の親に、
- どの頻度
- どんな暴言を吐かれた
- 暴力を振るわれた
- そのせいで、夫婦関係が壊れた
等を客観的に提示する必要があります。
もし、そのような現状がある方は、
将来のためにも、録音する。日記をつける。など証拠を残しておきましょう。
日記は、不満などを文字に書くことでスッキリする効果もあるので、おすすめです。
旦那(夫)の親が嫌いで離婚を考えている場合のまとめ
自分の親に相談
そもそも結婚の対象は旦那です。離婚の対象も旦那です。
旦那の親との関係は付属しているものです。
どこが原因でも離婚となると、旦那を通してのものです。
まずは旦那と話し合い、相談することが筋ではありますが、
肝心の旦那がマザコンで、頼りにならない場合は、自分の親に相談しましょう!
やはり、あなたの気持ちを理解してくれ、話を聞いてくれるのは、血のつながった自身の両親です。
もうだめだ・・・と思ったときは、両親に相談し、話し合いの場にも立ち会ってもらいましょう。
特に義母が面倒な場合は、父親に出てきてもらうのが効果的でしょう。
弁護士に相談
それでも解決しない場合は、プロである弁護士に相談しましょう。
自分の幸せのためにも、あなたの現状、悩みを相談し、冷静な意見を聞いてみてください。
弁護士はあなたの味方です。
そして、プロです。離婚案件も多数手がけているので、冷静に話を聞き、相談に乗ってくれます。
そのためにも、あなたの現状を理解してもらうには、
必ず証拠を残しておきましょう。
一度きりの人生です。
無駄な時間を過ごしてしまったと後悔しないように。
自分が自分らしく生きるために。