モラハラとは、モラルハラスメントの略で、道徳に倫理的に反した嫌がらせという意味です。
よく似た言葉でパワハラがありますが、パワハラはパワーハラスメントの略で、主に「職務上の人間関係」のことをいいます。
つまりモラハラは仕事に関係しない、家庭などの人間関係でのことです。
今では、夫婦間で使われることが一般的になりました。
タレントの三船美佳さんと高橋ジョージさんの離婚原因で注目され始めました。
これを機に「うちの旦那もモラハラ夫では?」と思い始めた方も多いかもしれません。
旦那の態度などがモラハラかも?と思い当たる方や旦那のモラハラに悩む方は参考にしてください。

引用:Pixabay
旦那(夫)のモラハラ度 チェック
1、外面がいい
2、言葉の暴力、言葉で傷つける
3、嫉妬深い
4、束縛が激しい
5、全てを責任転嫁、人のせいにする
6、人に厳しく、自分に甘い
7、間違いやミスをいつまでも責め続ける
8、平気で嘘をつく
9、謝らない
10、常に否定的
11、全てに文句をつける
12、強欲であり、ケチ
いかがですか?
1つ、2つは個人の性格もあるので、当てはまるものはあるでしょうが、
ほぼ全部という旦那は確実にモラハラ夫です。
モラハラの具体的な行動は、
- 無視をする
- 暴言を吐く
- 嫌味を言う
- 嫌がらせをする
まさに「大人のいじめ」ですね。

引用:Pixabay
なぜ旦那(夫)がモラハラ行為をするの?
いい大人が、妻や家族に精神的ないじめをするでしょうか?
これも幼少期からの成長段階が問題にあります。
- 自分に自信がない
- 子供の頃にモラハラや虐待を受けた経験がある
- 親の過保護・過干渉
- 対人関係が苦手
- 仕事のストレス
つまり、愛情や感情不足、そこからくる自分の自信のなさの表れと言っていいでしょう。
あと、モラハラされやすい人の特徴もあります。
- 責任感が強い
- 正義感がある
- 我慢強い
- 向上心が強く
- 相手を思いやる気持ちが強い
いかがですか?
当てはまっていませんか?
「私のどこが悪かったの?」
「注意される私が悪いんだわ」
そんな風に自分を責めてはいませんか?
自分だけを責めたり、悔やんだり、落ち込んだり、してはいけませんよ!
モラハラは、DVの一歩手前。
暴力をまだ振るわれてはいないけど、もし一度でも手を挙げると、そこからはDV夫へ豹変すると思います。
モラハラは心の病と言っても過言ではないと思います。
・自己愛性パーソナル障害・・・自分は特別な存在だ思い込みたい。
・アダルトチルドレン・・・幼少期に体験したことや家庭環境が原因で大人になっても過去の傷を抱えながら生きていること。
・自己肯定感の欠如・・・自分に自信がなく、相手を失ったら怖いという気持ちから言葉や態度で相手を支配しようとしてしまうこと
旦那が妻にモラハラを働く心理として、
・実は妻を恐れている
・実は妻に甘えたい
・妻に試練を与え、愛情を確かめている
根底にはこういう心理があります。
まとめると、モラハラ夫は、気が小さく、自分に自信がなく、愛情を求めている。
そんな、未熟な男だということです。
そんな自分を覆い隠し、大きくみせようと虚勢をはり、妻であるあなたに求めていたり、あなたに試練を与えて試しているのだと思われます。
モラハラ夫への対処法は?
たとえ、どんなに自分に自信がなく、不安な心理があるからといって、家族である妻に「大人のいじめ」をしていいのでしょうか?
そんなのダメに決まっています。
それがわからなくなり、見境がつかなくなっている、調子に乗っているのは、改めてもらう余地は大いになります。
どのように対処するのは良いのでしょうか?

引用:Pixabay
軽い段階から改善しない場合へステップの順に方法をあげてみました。
- モラハラであることを指摘する
- 自分が悪くない場合は絶対に謝らない
- まともに相手にしない、聞き流す
- 間違っていることは、はっきりと言い返す
- モラハラの証拠を集めておく
- 周りに助けを求める
- 別居する
- 離婚する
もしかしたら、自分がしていることがモラハラだと気づいていない旦那がいるかもしれません。
まずは、「あなたのやっていることはモラハラだ」と指摘をしてみましょう!
旦那のその後の様子をみて、こちらが毅然といた態度でいることも重要です。
モラハラされやすいタイプにもありましたが、優しい気持ちのあるあなたは、本気で向き合おうとし、受け止め、自分を責めてしまいそうになるかもしれませんが、
ここは冷静に、正しいのか、間違っているのか、判断しましょう。
おすすめは、モラハラ日記をつけてみてはいかがでしょう。
旦那からのモラハラ行為、あなたが感じたことを書いてみてください。
そして、少し冷静になって判断してみると、見えてくるものがあります。
後々、その日記は旦那のモラハラ行為の証明になります。
旦那に絶対見つからないように、記録をしてみましょう!

引用:Pixabay
旦那(夫)が嫌いで仕方ないなら、離婚の準備をしておこう!
モラハラ夫は、残念ながらこれから変わる見込みは低いと私は思います。
基本的に自分の間違いを認める事はない性格なです。
もうしないと誓ったり、反省したフリはするでしょう。
しかし、しばらくすると同じことの繰り返しになるように感じます。
幼少期から大人になるまでに培われて、出来上がってしまった性格は、自分自信で変わろうとしない限り、
外からの力では変えることはできないものです。
勿論、モラハラの程度にもよりますが、旦那が嫌いで仕方ないレベルまできてしまうと、大きな改善は見込めないかもしれません。
最終手段である離婚に向けて、したたかに準備しておくのも、賢い方法ではないでしょうか。
旦那のモラハラを証明できる証拠は必ず残しておきましょう。
- 携帯電話やスマホで会話を録音
- モラハラを受けている様子を動画に残す
- 言われた暴言などを記録に残す
- モラハラを受けたことを記録した日記
- 逃げ場所の確保
- 離婚への強い意思
- できる限りの経済的な準備
嫌いで仕方ないモラハラ夫と、ずっと一緒にいたくないはずですよね。
改善してもらえたら良いですが、人間は自分が変わろうとしない限り変わることはできません。
あなたの一度きりの人生です。
最終的な決断をするのはあなたですが、しっかり準備をして行動することが大切です。
したたかに準備しておきましょう!

引用:Pixabay
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