旦那が嫌いで仕方ない!
家事も育児も手伝わない。
休日も何もせずゴロゴロ…
旦那の不満をあげたらキリが出てくる、出てるく!
その不満の中の一つ、「旦那が臭い」について、調べてみました。
目次
旦那(夫)が嫌いで仕方ない、原因の一つ「旦那の臭い!」
ある調べでは、既婚女性の75.6%が旦那の匂いが気になるという結果が出ています。
質問① 旦那のニオイが気になりだした時期は?
「30~34歳」…26.4%
「35~39歳」…31.9%
「40~44歳」…22.9%
あわせると、「30~44歳」で全体の81.2%を占めています。
どうやら、男性はこの年代で臭いがきつくなることが多いようです。
質問② どのような時に臭いが気になるか?
・旦那が近くにいる時
・旦那がいる部屋に入った時
・朝、旦那の寝室に入った時
質問③ どんな臭いがするのか?
・親父臭い、いわゆる加齢臭
・汗臭い
・脂臭い
・野良犬のような臭い
・ドブのような臭い
・雑巾くさい臭い
旦那(夫)が嫌いで仕方ないから臭く感じるのか?
人が感じる臭いのしくみは、
まず鼻の奥でニオイの分子はキャッチされます。
その後、その臭いという信号が大脳辺縁系にダイレクトに刺激を与えるます。
大脳辺縁系は、感情をつかさどる機能であるため、臭いの信号は人の心に強い影響を与えます。
つまり、「臭い」という環境が、「嫌い」という感情に反応するということです。
極端に言うと、「旦那が好き」なのに、臭いせいで「旦那が嫌い」と脳が判断してしまうということです!
旦那の臭いは、夫婦の愛情が薄れる原因の1つになっている可能性があります。
実際に、ある調査では、
30代後半から「旦那のことがとても好き」という人の割合が大幅に低下し、
40代以降では「旦那のことが全く好きではない」という人の割合が急増する。
という結果が出ています。
旦那の臭いが気になる割合が増える率と旦那が嫌いで仕方なくなる率、数字で見ると近いですね。
旦那の臭いと旦那への愛情、大いに関係があると言えるのではないでしょうか?
愛情もなくなってしまう旦那(夫)の臭い、その原因は?
旦那への愛情を低下させてしまうかもしれない、「旦那の臭い」。
その原因は何でしょうか?
30代~50代の「旦那が臭い」の原因として考えられるのは、
①汗臭
10代~30代に多く、汗や皮脂などが原因の臭いで、主にワキから発生する。
酸っぱい臭いが特徴。
②ミドル脂臭
30代半ば~50代半ばの男性の後頭部、頭頂部、うなじを中心に発生する。
使い古した油のようなにおいが特徴。
③加齢臭
30代~40代から兆しがあり、50代以降から本格化し、胸や背中など体幹部を中心に発生する。
枯草のようなにおいが特徴。
汗臭、ミドル脂臭と異なり、季節要因を受けにくく、汗をかきにくい冬場にも発生する。
以上の3つに、旦那の臭いの原因は大きく分けられます。
④口臭
年齢とともに徐々に酷くなることも多いが、年齢に関係なく発生する口臭。
口臭の原因は主に4つあり、
- 寝起きや緊張からで起こる口の渇きが原因の生理的口臭。
- 飲食物、タバコ、アルコールが原因の口臭。
- 糖尿病や肝臓、腎機能の低下など病気が原因の口臭。
- 生活習慣やストレスが原因の口臭。
旦那の臭いの原因は、男性特有のもの、年齢的なもの、蓄積された体に良くない生活習慣、病気など、様々です。
臭いを改善するには、どこが臭うか? どんな臭いがするのか?
まずは原因から突き止める必要があります。
旦那(夫)が臭い!対策法
旦那の臭いの原因が判明したら、どう対処したら良いのでしょう?
臭いにより、対処法は異なります。
①汗臭の対策
原因の元となる汗をおさえ、殺菌すること。
汗をかきにくくなるように朝のワキケア、日中にかいた汗と皮脂を対処するデオドラントシートケアがポイントです。
②ミドル脂臭の対策
殺菌とベタベタ皮脂を洗浄すること。
殺菌剤配合のシャンプーが効果的。洗髪は3分で、後頭部、頭頂部を入念に2度洗いが理想。
③加齢臭の対策
菌が原因ではないので、殺菌では効果がない。
皮脂が酸化する前後の対処が重要です。
消臭効果のある洗浄剤の使用や皮脂のふき取り、衣類用消臭スプレーを併用するとより効果的です。
加齢臭をやっつける入浴のポイント
・洗う部位は、皮脂腺が多く、加齢臭が発生しやすい、耳の後ろ、首の後ろ、肩や背中、眉毛から鼻にかけたいわゆる「Tゾーン」。
・洗い方は、ゴシゴシ強くこすりすぎず、ゆっくり、丁寧に、毛穴の奥の汚れを取り除く気持ちで洗う。洗いすぎると逆効果。
皮脂は加齢臭の原因ではあるが、肌を保護するという役割もあるので、皮脂を落としすぎると、逆に皮脂を補おうと分泌が増え、かえって臭いが強くなる恐れがあります。
・朝は夜の皮脂を洗い流す程度にシャワーを浴び、夜は丁寧に洗う。
そうすることで加齢臭を抑えることができます。
④口臭の対策
・口の渇きが原因の生理的口臭は、歯磨き・食事・会話などで唾液の分泌を増やすことで抑えることができます。
・飲食物、タバコ、アルコールが原因の口臭は、臭いの原因をやめればなくなります。
・病気が原因の口臭の約9割は、虫歯や歯周病が原因です。正しい歯磨、予防法を実践しましょう。内臓系の病気が原因の場合もあるので、何をしても改善しない場合は病院を受診しましょう。
・生活習慣やストレスが原因の口臭は、「生理的口臭」と「飲食物、タバコ、アルコールが原因の口臭」と関連するものなので、まずは生活習慣から見直しましょう。
どの臭いにも、「運動」です!
年齢的にも運動を日常的にできている方は少ないのではないでしょうか?
臭いにより効果的な運動は異なりますが、臭いの最大の原因となる汗や皮脂は、運動により改善されると思います。
私の個人的な経験談ですが、運動し、汗を習慣的にかくようになると、汗の質が変わるように思います。
ドロドロとした汗が、サラサラの汗になり、あまり臭いません。(長時間、汗を放置すると臭いますが。)
運動嫌いであれば、サウナも同様の効果があります。
水分と取りながらサウナに入る習慣をつけると、さらっとした汗質になります。
臭いの原因である、汗や皮脂が改善されます!
旦那(夫)が臭い!妻ができる対処法
旦那が自分が臭いことに気づいていないようであれば、直接伝えてあげよう!
本人は自分の臭いに気づきにくいものです。
我が家の場合、旦那は匂いに敏感で、すぐ「臭い!臭う!」という癖に、
自分の加齢臭には気づいておらず、
子供が「お父さん、臭い」という言葉で、「俺、臭い?」とショックを受けていました。
「気づいてなかったのかよ!」と驚きましたが、
本人はわからないようですので、直接伝えてあげるのも、本人のためでもあるし、
日頃の不満のお返しにもなります!
直接言えない場合は、洗面台などに、デオドラント商品や制汗スプレーを並べ、アピールしてみる。
石鹸、ションプーを加齢臭専用に変える。
枕カバーや布団などの寝具をこまめに洗う。
消臭スプレーを使う。
加齢臭サプリ。
「スポーツジム」、「サウナ」へ通うことを勧めてみる。
習慣的に汗をかくような環境を旦那に勧めてみましょう。
もし、旦那がジムやサウナ通いに目覚め、日課になると、自然と家にいる時間も少なくなります。そして、旦那臭さの元から解放されるかもしれません。
くさい臭いを改善したほうが、同じ家に住む妻にとっても、本人にとっても良いことなので、
是非試して見てください。